2024年2月、家族で冬の北海道旅行へ。
雪景色にワクワクしながら計画を立てたものの、北海道の広さを甘く見ていました。あれもこれもと詰め込みすぎた結果、移動の連続でヘトヘトの旅に。
グーグルマップの移動時間を参考に計画を立てたものの、子連れ&雪道という条件を考慮していなかったことが大きなミスでした。特に初日は、新千歳空港で時間を使いすぎたため、白い恋人パークの予約時間に間に合わず、その後も雪の中を子供と歩き回り、クタクタになりながら札幌観光をこなすことになりました。
「もっと時間に余裕があれば…」と何度も後悔しました。
しかし、美しい雪景色や美味しいグルメに感動し、幸せな時間を過ごせました。ただ、疲れすぎて写真があまり撮れなかったのが心残りです。
そこで、今冬もリベンジ旅行を計画中! 今回は、前回の反省を活かし、時間に余裕を持ったプランを立てる予定です。
このブログは、次回の旅行に向けた備忘録も兼ねて、1日ずつ詳しく書いていこうと思います。まずは、初日のドタバタ劇からどうぞ!
- 福岡空港から新千歳空港へ !冬の北海道へ、いざ出発
- 新千歳空港でのんびり…しすぎた?
- 札幌市内へ! まずは本日の宿、京王プレリアホテル札幌にチェックイン…
- 京王プレリアホテル札幌から白い恋人パークへ! タクシーで急ぐも…
- 白い恋人パークへ! ギリギリセーフ…?でも、閉園時間まであとわずか!
- 赤レンガテラス『布袋』でザンギを食べるも…、子連れ移動に限界
- 冬の北海道旅行、1日目終了…反省と教訓!
福岡空港から新千歳空港へ !冬の北海道へ、いざ出発
「北海道は広い」とは聞いていましたが、九州に住む私たちには、どれほどの広さなのか実感が湧きません。「まぁ、なんとかなるでしょ!」と、楽観的な気持ちで福岡空港10:30発のスカイマークに乗り込みました。
機内では、窓の外を眺めたり、お菓子を食べたりしながら過ごしました。雪景色や美味しいグルメを想像して、ワクワクが止まりません。
「北海道、楽しみだなぁ~!」
機内での時間もあっという間に過ぎ、新千歳空港に到着しました。時刻は12:45。いよいよ北海道旅行のスタートです!
新千歳空港でのんびり…しすぎた?
新千歳空港に足を踏み入れた瞬間、その広大さに圧倒されました。天井が高く広々とした空間は、まるで巨大なショッピングモールのようです。
お土産屋さんやレストランがたくさんあり、見ているだけでワクワクします。空港の雰囲気に魅了されつつも、子連れだと何かと時間がかかるため、お土産屋さんをじっくり見るのは諦め、まずは腹ごしらえ! 北海道名物のジンギスカンが食べられるお店、「松尾ジンギスカン」へ直行しました。
ジュージューと焼けるお肉の良い匂いに食欲をそそられ、お腹がペコペコだった私たちは、特上ラム定食を注文しました。羊肉は柔らかく、全く臭みがなく、タレとの相性も抜群でご飯が進みます。
フードコートだったので、他にはなまるうどんも注文しました。
食事中、夫と今後の予定について相談しました。「白い恋人パークへ直接向かうか、一旦ホテルに寄って着替えるか」悩んだ末、ホテルへ行くことに。しかし、この時はまだ、空港からホテル、ホテルから白い恋人パークまでの移動時間や距離感が全くつかめていませんでした…。
札幌市内へ! まずは本日の宿、京王プレリアホテル札幌にチェックイン…
ジンギスカンでお腹を満たした後は、JR快速エアポートで札幌市内へ向かいました。
ホームで待っていると、電車に乗り込む外国人の多さに驚きました。改めて北海道が国際的な観光地であることを実感します。大きなスーツケースを何個も持ち込んでいる人もいて、その人気ぶりが伺えます。
電車はほぼ満席で、何とか座ることができましたが、立っている人も多くいました。事前に大きなスーツケースをホテルに送っておいたおかげで、身軽に移動できて助かりました。雪道をスーツケースを引きずって歩くのは大変ですからね。
車窓からは、一面の銀世界が広がっていました。
子供は、初めて見る雪景色に大興奮!
…と、ここで、またしても時計を見て焦ってしまいました。もう14時過ぎています。白い恋人パークの予約時間は16時15分。そろそろ時間的に厳しいのでは…?
「でも、せっかく札幌に来たんだし、ホテルに荷物を置いて、少し休憩してからにしよう。」
そう思い、札幌駅に到着後、予約していた京王プレリアホテル札幌へ向かいました。ホテルは、札幌駅から徒歩わずか5分という好立地ですが、雪道に慣れていない私たちにとっては、この距離でも結構大変です。
京王プレリアホテル札幌にチェックインしました。ホテルはモダンでスタイリッシュな雰囲気で、とても綺麗です。
お部屋は広々としていて快適! スーペリアコーナーツインだったので、大きな窓から北海道大学が見えるなど、景色をより一望できました。
「ふぅ~、やっと一息ついた~」
荷物を置いて、少しだけ休憩タイム。…でも、やっぱり白い恋人パークの予約時間が気になって仕方がありません。「どうしよう…間に合うかな?」 焦りだし、荷物を置いて防寒着に着替えすぐに出発することにしました。
お部屋はスーペリアコーナーツインです。
当時、子供はまだ未就学児だったので、添い寝プランを利用しました。2024年2月、この日の宿泊料金は15,200円でした。ちなみに、楽天トラベルで予約しましたが、色々なサイトで料金を比較して、お得なプランを見つけることをおすすめします!
京王プレリアホテル札幌から白い恋人パークへ! タクシーで急ぐも…
ホテルで少し休憩しましたが、白い恋人パークの予約時間が刻一刻と迫ってきています。「どうしよう…予約時間に間に合わないかも。」 焦った私たちは、配車アプリでタクシーを呼ぶことにしました。
窓の外を見ると、雪が吹雪いています。九州では滅多に見られない光景に、子供は興奮気味です。
しかし、私は内心ドキドキ…。この雪は、まるでホワイトアウトしているかのようです。(道民の方にとっては日常的な天気なのでしょうか?)「大丈夫かな…タクシー、ちゃんと来れるかな…」そんな不安を抱えながらも、タクシーを待ちます。
15時43分、タクシーに乗り込みました。雪が激しく降っていて視界はあまり良くありません。
子供は、初めての札幌の景色に興味津々です。「わぁ~、雪が積もってる~」「あ、あれは何の建物だろう?」
私は景色を楽しむ余裕もなく…「えーっと、予約時間は16時15分…あと30分しかない!」と、時計とにらめっこ。
グーグルマップでは、ホテルから白い恋人パークまでの距離は7.7キロ、所要時間は30分以内と出ていましたが、実際には道路が渋滞していて、なかなかスピードが出ません。「あぁ~、間に合うかな…」不安な気持ちが募ります。
とはいえ、こんな雪の中を運転しているタクシーの運転手さんは本当にすごいなぁ、と改めて感心。雪国の方々の運転技術に尊敬の念を抱きました。
白い恋人パークへ! ギリギリセーフ…?でも、閉園時間まであとわずか!
住 所 〒063-0052 北海道札幌市西区宮の沢2条2丁目11−36
営業時間 10:00-19:00 (有料エリア最終受付/Last admission in paid area 16:30)
区分 | 料金 |
---|---|
おとな (高校生以上) | 800円 |
こども (4歳~中学生) | 400円 |
3歳以下 | 無料 |
2024年12月時点での金額。
料金や詳細については変更となる場合がございますので、詳しくは
白い恋人パーク公式サイトでご確認ください。
ついに白い恋人パークに到着! お菓子作り体験はWeb予約が必要だったため、入場チケットも含め事前に決済していました。
しかし、時計台の針は16時20分を指しています…! あぁ、やっぱり遅刻してしまった…。
予約していた「スイーツワークショップ・ドリームキッチン」の「私の白い恋人お絵描き体験」は、16時15分からでした。どうしよう…。
焦りながら受付へ向かうと、スタッフの方が笑顔で迎えてくれました。予約していた時間から少し遅れてしまったことを恐る恐る伝えると、次の回に案内してくれるとのこと。ほっと一安心。優しいスタッフさんの対応に感謝です。事前にWebで入場券を購入していなかった方は入場できていなかったようです。
「私の白い恋人お絵描き体験」では、大きいハート型をした白い恋人に自由に絵を描くことができます。
この体験は有料ゾーンで行われるため、別途入場料が必要です。
本当はもっと早い時間に来て、工場見学やミュージアム見学をする予定でしたが、17:30で時間外となり見学できませんでした。
無料エリアはもう少し開いていたので、お土産屋さんを駆け足で見て、美しい庭園を眺めました。凍えるような寒さの中、信じられないかもしれませんが、屋外カフェでソフトクリームを購入してしまいました。ソフトクリームの魅力には抗えませんでした。
白い息を吐きながら食べるソフトクリームは格別でした。
最後に、美しい庭園を眺めながら、次はもっとゆっくりと楽しみたいと思いました。
赤レンガテラス『布袋』でザンギを食べるも…、子連れ移動に限界
白い恋人パークを後にし、地下鉄宮の沢駅から札幌市内へ向かいます。
最寄り駅まではたったの500m。…のはずが、雪道に慣れていない私たちにとっては、この距離が果てしなく長く感じます。
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雪道は凍っておらず、新雪を踏みしめるような感じで、不思議と滑りませんでした。歩道と車道の境目は見えませんが、人が歩くところだけ雪が少なく歩きやすいです。
それでも、やっぱり雪道は歩きにくいものです。子供は疲れたと言い始めました。もう少しだよ、頑張ろうね、と励ましながら、一緒にゆっくりと歩きます。
しかし、寒いし雪は降っているし、あたりは薄暗くなってきているしで、なかなかペースは上がりません。やっとの思いで駅に到着し、地下鉄東西線で一路大通駅へ。
地下鉄の車内は暖かくて快適です。子供も疲れたのか、電車の中でウトウトし始めました。
大通駅に到着すると、赤レンガテラスまでは地下道で繋がっているので、雪道を歩く心配はありません。…とはいえ、疲れた体で400mほどの距離を歩くのは、6歳の子供にはなかなか大変です。子供は、もう歩けないと言って歩くのを諦めてしまいました。
赤れんがテラスに着いたら、美味しいザンギが食べられるよ!と今度は夫を励ましながら、なんとか赤れんがテラスに到着しました。
住所 〒060-0002 札幌市中央区北2西4ー1
北海道庁旧本庁舎が一望できる展望室があります
夕食は、赤レンガテラス内にある中国料理 布袋 赤れんがテラス店というお店でザンギを食べます。
住所 〒060-0002 北海道札幌市中央区北2条西4丁目1 赤れんがテラス 3F
営業時間などについては、こちらでご確認ください。
フードコートの一角にあり、ザンギと蕎麦などの組み合わせもできてお勧めです。
ザンギは、1970年代に北海道の釧路市で誕生したと言われています。
「ザンギ」という名前の由来は諸説ありますが、中国語で鶏の唐揚げを意味する「炸鶏(ザーギー)」が訛ったという説が有力です。
その後、ザンギは釧路市を中心に北海道全域に広まり、今では北海道を代表するソウルフードとして愛されているそうです。
揚げたて熱々のザンギは、外はカリカリ、中はジューシーで、本当に美味しかったです! ボリューム満点で大満足でした! お値段は、ザンギB定食が一人前1,200円弱だったと思います。
美味しいザンギを食べて、少し疲れがとれたような気がします。…が、しかし! ホテルまでは、まだ700mもあります。
子供は「えぇ~、まだ歩くの~?」とげんなり。私も心の中で泣いていました(笑)
地下街「チ・カ・ホ」が目的地まで続いていれば楽なのですが、途中で地上に出て雪道を歩かなければならないのが、疲れた体には少し辛いんです。
出口9からは150mで、右奥に見えている建物です。
慣れない雪道を歩き、なんとかホテルへ到着。時刻は…もう覚えていません(笑) とにかく、へとへとでした。
明日は、朝から富良野へ行く予定です。電車のチケットは、なんと朝6時29分札幌駅発のライラック1号! 朝早いなぁ…と少し憂鬱な気持ちになりながらも、富良野の雪景色を見るのが楽しみだな、とワクワクする気持ちも。
本当は、疲れた体でゆっくり寝たかったのですが…明日の朝は早いし、富良野のホテルは近くにコンビニがないので食料を確保しておかないと! ということで、夜のうちに無理やりセイコーマートへ行くことにしました。
セイコーマートは、北海道を中心に展開しているコンビニエンスストアです。九州にはないので、ぜひ一度行ってみたかったのです。
ホテルの道を挟んだ向かいにセイコーマートがあったので、早速行ってみました。店内には、北海道ならではの商品がたくさん並んでいて、見ているだけでも楽しい!
明日の朝食や電車の中で食べるお菓子、明日の夕食などを購入しました。(疲れすぎて、購入品の写真を撮るのを忘れてしまいました…すみません!) でも、どれも本当に美味しくて大満足でした! すっかりセイコーマートのファンになってしまいました。
セイコーマートからホテルの部屋に戻り、ベッドに倒れ込むように横になりました。
せっかく素敵な部屋だったのに、疲れすぎてあまり写真を撮る余裕がありませんでしたが、とてもモダンで素敵な部屋でした。こちらのお部屋です。
特に窓の外に広がる景色に、思わず興奮!北海道大学が見えた! …って、ただの大学じゃないんです。私にとっては、『動物のお医者さん』の聖地! ハムテルや菱沼さん、漆原教授… あの個性豊かなキャラクターたちが、このキャンパスを歩いていたんだなぁ… と、感慨深くなりました。
冬の北海道旅行、1日目終了…反省と教訓!
札幌での1日目は、あっという間に終了しました。
今日は、新千歳空港に到着してから、白い恋人パーク、赤レンガテラスと、盛りだくさんの観光をこなしました。初めての北海道の雪景色に感動したり、美味しいジンギスカンやザンギを堪能したり…楽しい思い出がたくさんできました。
しかし、同時に反省点もたくさん…。まず、北海道の広さを甘く見ていたこと。移動時間が予想以上に長く、時間に追われる1日になってしまいました。時間に余裕を持った計画を立てていなかったことも反省点です。
子連れでの北海道旅行は、グーグルマップの移動時間だけでは測れない厳しさがあります。余裕のないスケジュールは、大人も子供もへとへとにしてしまいます。
明日は、もっと時間に余裕を持った一日にしたい…そう思いましたが、既に予約してしまっているものは仕方がありません。
初めての北海道旅行だと、あれもこれも見たいし、体験したいしで、ついつい予定を詰め込みがちです。「せっかく北海道まで来たんだし!」「次はいつ来れるか分からないし!」なんて思ってしまいますよね。
しかし、残りの旅行も、この過密スケジュールで行くしかありません。どうなることやら…少し不安な気持ちを抱えながらも、明日の富良野への旅に備えて、眠りにつきました。
今回の旅行記を読んでくださっている方には、ぜひ時間に余裕を持った計画を立ててほしいと思っています。
明日は、朝6時29分発のライラック1号に乗って、札幌から富良野へ向かいます。どうぞ、お楽しみに!