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さくのゆるブログ

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博多港から船で水族館探訪!車なしで楽しむ福岡観光や家族連れにもお勧め

 

こんにちは!

今回は、夏休み中の子供を連れて、博多港から船に乗って、福岡市にある水族館、マリンワールド海の中道へ行ってきました。

普段とは異なる視点から博多の景色を楽しめる船移動は特別な体験で、子どもも喜んでいました。普段は自家用車で移動している地元の方にも、新しい気分を味わえるので、お勧めです。

また、車なしでの福岡旅行を考えている方にも参考になるように、福岡市の市内航路船を利用した体験をご紹介します。

 

 

博多港について

博多港の主要航路と運航会社

博多港の主要航路には、九州郵船と野母商船が運航する国内航路(壱岐・対馬航路、五島航路)や、福岡市と安田産業汽船が運航する市内航路(志賀島、玄界島、海の中道、能古島、小呂島)があります。

ベイサイドプレイス博多公式サイトより

市外航路

航路 船名 ターミナル 便数 所要時間 運航者
壱岐・対馬航路 フェリーちくし・フェリーきずな 他 博多ふ頭第2ターミナル 郷の浦・厳原 他 日3便 4時間35分 九州郵船
壱岐・対馬航路 ヴィーナス 他 ベイサイドプレイス 郷の浦・比田勝 他 日4便 2時間15分 九州郵船
対馬航路 うみてらし 博多ふ頭第2ターミナル 比田勝 日1便 4時間55分 九州郵船
五島航路 太古 博多ふ頭第2ターミナル 福江 日1便 8時間30分 野母商船

 

市内航路

航路 船名 ターミナル 便数 所要時間 運航者
志賀島航路 きんいん 他 博多ふ頭第1ターミナル 志賀島 日15便 30分 福岡市
玄界島航路 みどり丸 博多ふ頭第1ターミナル 玄界島 日7便 35分 福岡市
海中ライン マリンライナー他 博多ふ頭第1ターミナル 海の中道 日4~12便 20分 安田産業汽船
海中ライン マリンライナー他 マリゾン 海の中道 日4~12便 20分 安田産業汽船
能古航路 フラワーのこ 他 姪浜渡船場 能古島 日21~23便 10分 福岡市
小呂島航路 ニューおろしま 姪浜渡船場 小呂島 日1~2便 65分 福岡市

 

今回の目的地は、福岡市にある水族館、マリンワールド海の中道です。

この水族館には、船で行く方法として、福岡市営渡船のきんいん号もしくは安田産業汽船のうみなかラインの2つがあります。きんいん号は乗り換えがありますので、今回はうみなかラインを利用しました。

 

博多駅から博多港の博多ふ頭へ行く方法

交通手段 所要時間 料金 ルート
徒歩 約37分 無料 博多駅から北西に進み、大博通りをまっすぐ進む(約2.6km)
バス 約15分 片道260円 博多駅前市内バスのりばFから西鉄バス(88番・99番など)に乗り、博多埠頭(ベイサイドプレイス)で下車
タクシー 約10分 約1000円 博多駅からタクシーでベイサイドプレイス博多まで直行

 

博多駅のバスとタクシー乗り場はこちらです。

博多バスターミナル公式より

土日は無料送迎バスが出ているそうです。詳細については公式ページをご参照ください。

博多ふ頭へバスで到着したら、目の前の建物であるC館にチケット売り場があります。

 

ベイサイドアクアリウムを通り過ぎたらチケット売り場があります。

こんな大きな水槽が無料で開放されているんですね。

 

 

 

うみなかラインの乗船体験

うみなかラインのチケット購入

チケット売り場はこちらです。1番窓口の安田産業汽船でチケットを購入できます。

料金は以下の通りです。

区間 大人 小人
片道 1,200円 600円

 

時刻表

夏休みなどの期間は増便され、一時間に1本程のダイヤになるようですが、通常の平日は片道4便の運航のようです。

便名 博多ふ頭発 海の中道着 海の中道発 博多ふ頭着
1 10:05 10:25 9:35 9:55
2 12:05 12:25 11:35 11:55
3 15:05 15:25 14:35 14:55
4 17:05 17:25 16:35 16:55

※2024/8時点

待合所の様子

お土産屋やうどん屋もあり、乗船時間まで時間をつぶすことができます。

 

船の乗り場と乗船の流れ

乗船は出航の5分前からとの記載がありました。

のりばでチケットを提示します。

 

 

同じ乗り場に福岡市営渡船のきんいんが停泊していました。

この船は西戸崎まで行きますので、水族館に行くには乗り換えが必要です。

福岡市営渡船の方が船が大きくて新しそうです。料金は片道450円+170円(電車)または270円(バス)で、便数も一時間に1本とうみなかラインより多いので、乗り換えの時間はかかりますが、こちらも乗ってみたいですね。

福岡市営渡船のきんいん

 

この日はこの船に乗船しました。

乗船客は半分以上が外国人のようでした。

船はかなり年季が入ったもので、外が35℃の気温だったため、船内は快適な温度ではありませんでした。大型扇風機で風を送ってくれます。レトロですね。

乗船時間は20分程度なので我慢できます。乗船中は離席禁止との放送がありました。

 

 

 

船が離岸すると、福岡タワーやドームが一望できます。観光クルーズとしての楽しみもあり、移動手段としても便利です。まさに一石二鳥ですね。

 

博多港から船でマリンワールド海の中道に到着

約20分で到着しました。船着き場からはマリンワールド海の中道が見えています。

到着後、桟橋を渡ります。

右に行けばルイガンズというホテルがあります。

こちらのホテルは、JR九州の列車デザインを手がける水戸岡鋭治氏がデザインしたものだそうです。

一度泊まってみたいですね。

 

船着き場からのアクセス

「マリンワールド海の中道へは、ルイガンズ側ではなく、左に進みましょう。

子どもの足でも徒歩2分ほどで到着しました。

 

 

 

海の中道海浜公園へは、距離400m、徒歩6分で到着します。途中で横断歩道を渡ります。

 

 

帰りの乗船

便数が少ないため、出航時間に遅れないように早めに到着しました。

乗船券は券売機で購入するよう案内されました。障害者割引などのある方は窓口で購入します。

乗船まで時間がある場合は、待合所で休憩できます。エアコンは効いていましたが、感染症対策のためドアが開けられていたので、あまり涼しく感じませんでした。

待合所にはお菓子の自動販売機もありました。

 

感想と総括

うみなかラインをお勧めする方

車なしで福岡観光に訪れた方には、うみなかラインがお勧めです。船内から福岡タワーやドーム、博多の街並みをゆったりと眺めることができ、電車やバスでは味わえない特別な体験ができます。

また、船が発着するベイサイドプレイス博多には、入浴施設や博多ポートタワー、レストランもあります。ベイサイドプレイス博多も含めた旅行計画として、お勧めです。

 

お子さん連れの方にもおすすめ

子どもにとって船旅は特別な冒険となります。

普段は自家用車での移動が多いご家庭でも、うみなかラインを利用することで渋滞なく楽しむことができます。ベイサイドプレイス博多には駐車場もあるので、車を置いて船を楽しむこともできます。

ベイサイドプレイス博多駐車場料金。買い物をすると割引があります。

 

まとめ

うみなかラインには、便数が少ない、料金が高め、船が古いといったデメリットもあります。しかし、旅行の一部として、または地元の方も普段とは違う体験として楽しんでみてはいかがでしょうか?特別な景色や新しい発見が待っているかもしれません。